物語の冒頭、忠男と春が飛び出してくる家は、石狩市の小さな漁師町・送毛、続いて二人が傍らを通り過ぎる古びた番屋と、忠男が名残惜しそうに海を眺める港は、同じく石狩市・濃昼でロケーション。出発を前に、伸びた無精髭を剃る忠男を春が外で待つシーンは『海賊版=BOOTLEG FILM』、『殺し』、『歩く、人』でも舞台となった、小林政広監督作品お馴染みの増毛町。電車内のシーンは、留萌本線増毛駅・留萌駅間で撮影しました。
小林監督と縁の深い気仙沼市は、『ワカラナイ』でも舞台となった土地。兄夫婦の金本家でのシーンと、弟の内縁の妻・愛子やその隣人・木下とのやりとりのシーンが撮影されました。忠男と春がラーメンを食べるシーンは気仙沼市魚市場のそばの「海の市 新しいウィンドウが開きます」内で、愛子が勤める食堂のシーンも、魚市場にほど近い「丸枡食堂」で撮影。
茂子が切り盛りする旅館のシーンは、温泉街の中心にある老舗旅館「大正館 新しいウィンドウが開きます」で撮影を行いました。その「大正館」も、忠男が一杯ひっかける飲み屋も、茂子に誘われ、忠男が人生初のコーヒーを飲む喫茶店も、みな鳴子温泉駅前の商店街(駅前通り、仲町通り)沿いにあります。
道男を訪ね、仙台駅まで来た春と忠男が、どこへ泊ろうかと、宿を探し歩く場面は、すべて仙台駅周辺で撮影しました。時の移り変わりを目の当たりにした忠男が「ずいぶん変わっちまったな」と呟くのは、急速な区画整理が進行中の鉄砲町。宿が見つからず途方に暮れた二人が夜を明かすのは、定禅寺通りのアートスポット・せんだいメディアテーク 新しいウィンドウが開きます前のベンチです。
兄弟たちの住む東北を発ち、春の父・真一の住む静内に向かった二人。「順撮り」での撮影のため、主人公たちと同じようにスタッフたちもフェリーに乗り込み、二人の旅路をなぞるように移動。仙台から乗り込んだフェリーの到着地は苫小牧。下船の様子も、スタッフ・キャスト一行到着後、そのまま苫小牧港で撮影しました。
競走馬の産地として名高い、新ひだか町や新冠町。真一と再婚相手の伸子が居を構える牧場は、国道235号線沿い、海を見下ろす高台に位置する調教牧場コスモヴューファームでロケーション。のんびりと草を食むサラブレッドたちも登場します。
注:各店のリンクは新しいウィンドウが開きます
<宮城県気仙沼市中心街>
海の市 http://www.uminoichi.com
ウ・メネス http://www.uminoichi.com/ssitiba_eat.html
松江荘
丸枡食堂
<宮城県気仙沼市唐桑町周辺>
大立荘 http://www.oodachisou.com/
<宮城県大崎市鳴子温泉>
大正館 http://www.taisyoukan.co.jp/
コーヒーハウス純
一寸亭
<宮城県仙台市街>
ホテル仙台プラザ http://www.hotelsendaiplaza.co.jp/
メルパルクSENDAI http://www.mielparque.jp/sdi/sdi01.html
グリーンアーバ http://www.bh-green.co.jp/hotel/arbor
グリーンマーク http://www.bh-green.co.jp/hotel/mark
せんだいメディアテーク http://www.smt.city.sendai.jp/
早坂陶器店
<北海道日高郡新ひだか町、新冠郡新冠町>
コスモヴューファーム
<北海道沙流郡日高町>
いずみ食堂
<その他>
太平洋フェリー http://www.taiheiyo-ferry.co.jp/